審査結果発表
「はるそらフォトブックコンテスト2018」
このプロジェクトに参加されたみなさんの写真を見ていると、どれも本当に魅力的で「審査」なんてとてもできないと思うほど、どのページにもステキな写真が並んでいます。そのなかでも、特に印象に残った5名の方々の作品を、コメントをつけて選ばせていただきました。さらに今回はるそらフォトブック委員会が今後も期待される参加者に贈る賞も2名選ばせていただきました。またご紹介した作品以外にもイイものがいっぱいあって、こんな写真集を作ることができたらとワクワクさせてくれます。また、ぜひぜひ次回もご参加ください!
吉川直哉
はるそらフォトブック委員会
はるそらフォトブック賞
今回素敵な写真を応募していただきました5名を選出しました。
P8 「迷宮ジャングル」恵谷摩美
ここはどこなのか、これは絵か写真か、人工か自然のままなのか。フシギな光景なのですが、大きく引き伸ばして飾ってみたい写真ですね。
P12「吉富」 松原豊
日頃お世話になっている方々の雄姿を収めたウマイ写真ですね。笑顔で和やかながら凛々しい姿をとらえています、そして渋い色の風景に、消防車の赤と制服の青が映えてとてもキレイですね。
P27 「こどもかるた さ/三人寄れば 文殊の 悪知恵」西川善康
畑の中で三人の子どもたちが顔を寄せ合って何やらヒソヒソ、ニヤニヤ。何を話しているのかとても気になります。大人が忘れた子どもの世界を呼び覚ましてくれそうなステキな一瞬をとらえていますね。
P38 izaki junko
窓が額縁となって満開の桜を切り取り、春のそよ風が部屋の中へ忍び込んで来るゆったりした時間、空気の揺らぎ、ほのかに暖かい温もりが感じられるような写真です。
P46 「冒険」井上孝志
暗いトンネルを抜けて子どもは無心に前を向いて歩いているのでしょう。この写真を見る大人には、なぜか心打たれる懐かしい風景に見えるかもしれません。ドラマを感じさせてくれる写真です。
はるそらフォトブック委員会賞
今回はるそらフォトブック委員会が今後期待される参加者に贈る賞です。
P4−5 「光線繋ぎ_DxO」池村一輝
これは一見男女であればロマンチックな作品ですが、男2人で夜に携帯で話す悩ましい青年たちの姿が、青年期の苦悩を分かち合っているようにも感じられますね。10年後、20年後の同じような作品もみてみたいですね。
P17 「qualia」高田綾夏
このおわんとはしが絶妙なタイミングで飛んでいる(浮かんでいる)のが素晴らしく、このような一瞬になったのが偶然なのか想像させられますね。またおわんとはしをなぜチョイスしたのかも不思議で青空のバックが美しい作品ですね。
入賞されたみなさまおめでとうございます。入賞者にははるそらフォトブック賞にはフォトブック1冊を、はるそらフォトブック委員会賞には次回無料参加権利をお贈りさせていただきます。また次回はるそらフォトブックコンテストもご愛顧のほどよろしくお願いします。今回はたくさんのご応募ありがとうございました。
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